昭和天皇は東宮時代、 大正12年7月27日、須走口より登山された。午前4時に須走口に到着。そこから乗馬にて八合目に至る(1枚目写真)。八合目からは徒歩にて登られ、11時20分に久須志神社に到着。またそこから奥宮に参拝。休憩後、伝書鳩十数羽を放たれた(2枚目写真)。午後1時に奥宮を出発され、お鉢巡りをされる。その後、須走を勢いよく下られ午後2時30分には御殿場口へ下山される。

大正十二年八月十二日発行 大阪毎日新聞日曜附録グラヴユアセクション『摂政宮富士御登山畫報』紙面(pdf)


伝書鳩を放つ。

 金明水での休憩の様子。

須走口馬返。ここから登られた。