沼津市玉江町付近からの撮影。田園の中で夕陽を眺める下校時の女児たち。北原白秋的な抒情を想起させる光景。向こうに見える煙突は吉田温泉(銭湯)のようだ。オモテ面は仕切り線が1/2で「きかは便郵」となっているので、大正8年から昭和7年の間の撮影。この女児たちは、現在の沼津市立第三小学校の児童と思われる(現在、玉江町が学区となっている四小は、創立の昭和3年当時、一小・二小・三小の卒業生を収容していた)。