七合目あたりのむかって左の稜線のふくらみ具合から、富士地区からのものだろう。右手にみえるこんもりした森は冨知六所浅間神社、手前の小川は小潤井川。瓜島付近の撮影とみえる。
中央の人物は、伽半をつけ、籠を持っていることから、どうも行商人のようだ。季節は稲刈りの終えた秋。時刻は、人物の陰の向きから、朝のようだ。