足踏み水車。ふつう、田植えが終わってから秋の彼岸の頃まで、4、5日ごとに田に水を入れたそうだが、これはどうやら、沼川へと通じる堀に排水しているようだ。さらに堀から沼川へ排水する部分にも堰が見られ、水害と戦った当時のこの地域の人々の苦労がわかる。明治後期。