東海道を江戸から上ってくると、箱根を超えて三島宿に入る手前に新町橋がある。その橋脚下から見た富士。
快晴の日には素晴らしい富士山の姿が見えることで古くから知られており、歌川広重もここから見た雪景色の富士山を「佐野喜版狂歌入り東海道五十三次三島」に描いている。現在も、欄干に、ここからの富士の写真の案内板が据え付けられている。仕切り線が1/2なので、大正〜昭和のはじめの撮影。